合皮じゃない!レザーみたいな布のソファアを購入した感想やメリット・デメリット
レザーテックスとは? レザーの特徴をもった不思議な布です。
3年前に、汚れに強いソファを探していましたが、布と革のソファで悩み布は肌触りが良く冬は暖かく、夏はベタベタしない汚れに強いソファを探していました。
特に汚れに強いというのが優先だったので、ベタベタしない冬に暖かいというのは、諦めようと思った時にレザーテックスという革の性質をもった布があるということを知り、レザーテックスで作ってあるソファを購入しました。
5人家族で3年間使った感想をレビューしていきます。
革と布のいいとこ取り≪レザーテックス≫とは何か?
レザーテックスにはレザーテックスアニリンとスーパーレザーテックスの2種類があり、2017年に関家具という会社がフリース生地に特殊な技術を加え開発した素材で本革のような見た目と耐久性や布の通気性を兼ね備えた、いいとこ取りをした新素材です。
布なので、冬場のひんやりした感触はなく通気性が良いので夏に汗で肌がくっついてペタペタした感触もありません。
革のように水分や汚れをはじくのでお手入れが簡単な素材です。
レザーテックスアニリン
艶と透明感のある柔らかい肌触りが特徴のアニリンレザーという革を再現していて、しなやかで柔らかい肌触りです。
スーパーレーザーテックス
ナチュラルレザーに近い質感で革の表面の凸凹が表現されていいて厚革なので引っ張りや引き裂きに強い仕上がりです。
レザーテックスソファー・LIIKE(リーケ)を買った理由
私が購入したソファーはレザーテックを開発をした、関家具のブランド≪ NOWHERE LIKE HOME≫のLIIKEというソファーです。
購入を決めたポイント
①革のような素材
②手入れのしやすさ
③ルンバが通れる大きさ
④3人掛け
⑤オットマンがオプションで購入できる
レザーテックスのソファーで一番ほしかったのは同じく関家具の≪HCRUSH CRASH PROJECT≫というブランドのOpium(オピアム)です。
この商品は店頭で何度も見て、座り心地も良く見た目がとにかく可愛い!丸みを帯びたフォルムで安定感も抜群だったのですが大きさと、ロボット掃除機のルンバがソファーの下を掃除できる高さの物にしたかったのと我が家には大きすぎ、予算オーバーしてしまう為に泣く泣く諦めてしまいました。
店員さんに聞いたところ、レザーテックスは革と同じように時間が経つと風合いが変わり味がでてくるそうです。
店員さんの自宅にあるソファーを写真で見せてもらいましたが数年経った物は色味が深くなりアンティークな物に変化していました。
そんなところも私がレザーテックスを欲しいと思った理由です。
≪レザーテックス≫リーケの大きさ・素材
わが家では3人掛けのソファーとオットマンを購入しました。
ソファーには身長が176Cmの息子が横になってもソファーから足が出ない大きさで、購入当初はひじ掛けを枕代わりにするには、少し高さがありましたが今はちょうど良い高さになっています。(中のフェザーを整えれば最初の高さに戻ります)
背面、座面、肘かけは全てクッションになっていて、固めで反発も強めです。特に背面のクッションは購入当初は背中が沈みませんでしたが、最近は馴染んできて丁度よくなっています。
項目名 | 商品詳細 |
---|---|
サイズ | W2020×D850×H740mm |
座面 | 400mm |
背クッション・肘クッション | フェザー、ウレタンフォーム |
座クッション | フェザー、高密度ウレタンフォーム |
座面下構造 | Sバネ |
脚部/th> | アッシュ材(130mm) |
張地 | スーパーレザーテックス |
生産地 | 中国 |
商品状態 | 脚組立 |
背面のクッションは20cmの厚さがあり、クッションの中はウレタンと結構な量のフェザーが入っています。


購入するのに私がどうしても外せなかった条件がルンバが通る高さがあることですが、毎日元気よくルンバは隙間を掃除してくれています。

新素材レザーのような布≪レザーテックス≫肌触り・匂い
匂い
購入から3年経ってしまったので、家に届いた時の匂いは覚えていませんが記憶がないので嫌な匂いはしなかったと思います。
今は匂いは特にしません。
肌触り
柔らかい革に毛が生えているような肌触り?ツルツルした感触ではなく汗をかいた手で触ってもサラッとしています。
ソファーを近くで見ると細かい毛波のようなものがあり手で触る方向を変えるとソファーの模様が変わります。
このおかげなのか夏のペタペタした感触や冬場の冷たいあの革独特の感触は全くありません
上からし下にソファーを撫でると模様が出てきて

下から上に撫でると模様が消えます

≪レザーテックス≫リーケのお手入れ
背面のクッションは一か所に頻繁に寄りかかったりしていると型崩れしてくるので左右のクッションの中身だけ定期的に入れ替えています。
この写真も左右のクッションが型崩れをしているのでクッションをを入れ替えました

クッションにはチャックが付いているので開けて中身を取り出します

羽根が寄っている所を形を整えて反対側のクッションカバーに入れ替えをします

クッションの中はウレタンマットが真ん中に入っていて左右はフェザーにが入っています。
ほとんどが羽根なので、形をととのえれば元どおりになってくれます。

クッションが潰れてきたなと思ったら定期的にこの作業をしてます。
左右の肘かけ部分も同じようにフェザーを整えればもっと高さがあるのですが、ひじ掛けに頭を乗せたいので、しっくりくるように潰しています。

レザーテックスソファーのお手入れ・掃除方法
レザーテックスは撥水加工がされているので、通常の布よりも水や汚れに強い素材で出来ていますが、ソファーに飲み物などをこぼしてしまった場合は、水分を拭き取り最後に水で濡らして固く絞ったタオルで拭くとある程度汚れが落ちます。
汚れがひどい場合は専用の【レザーテックスケアキット】でお手入れすると撥水加工もされおすすめです
まずホコリなどを掃除機や粘着テープなど取り除いて

【レザーテックスケアキット】の界面活性剤や蒸留水などから出来ているクリーナーを30CM四方くらいの大きさでソファーにスプレーします。
しっとり濡れる感じでOK

付属の雑巾で出来たグローブをぬるま湯に濡らして固く絞ったら、クリーナーを拭きかけた部分を汚れが取れるまで拭きます。
※グローブはビニール手袋の上からすると拭きにくかったので、グローブを装着せずにたたんで使いました。
汚くて、すみません30CM四方の汚れです。
思ったより汚れていませんでした。

この作業をソファー全体にして、終わったら撥水効果のあるプロテクターを濡れたままの状態でスプレーしたら完了です。
ソファー全体を拭くとクリーナーは使い切ってしまうので、汚れが酷い時だけに使ったほうが良いかもと思いました。
実際、普段汚れた際は濡らした雑巾を固く絞ってソファーを拭いていたので3年間使ったわりには、汚れがありませんでした。
※汚れが酷い場合は付属のスポンジで擦れば落ちます
革のソファーのようにボロボロと表面が落ちてしまうことはないようですが、1年に1回くらいの頻度でメンテナスキットでお手入れをすると、撥水加工が保たれるのでシミや汚れからソファーを守ってくれ長持ちします。
プロテクターはソファー全体にスプレーしてもまだまだ使えそうな量が残っていました。
プロテクター(撥水)スプレーのみはこちら
レザーテックスケアキットの匂い
クリーナーもプロテクターもスプレーした所を鼻を近づけて匂いを嗅ぐとそれぞれ、特有の匂いはしますが、作業中に匂いが気になったり、掃除後に匂いが気になったりしたりはしませんでした。
レザーテックスのメリット・デメリット
- 歴史が浅いので扱っている家具屋が少ない
- 値段が高い
①レザーテックスは2017年に開発されたばかりなので、まだまだ商品が少なく私が購入しようと思った時もサイズや高さなど全てが一致するものがなく大きさを妥協して購入しました。
②革素材は安価な物が沢山出ていますが、レザーテックスは流通も少ないので値段がしてしまうのはしょうがないかな?私が購入するときは大変悩みましたが値段はしてもやはり良い物なので買ってよかったです。
- ペタペタしない
- 冷たくない
- 見た目が良い
- 暖かさがある
- 手入れが楽
やはり、デメリットよりもメリットの方が多く妥協しないでレザーテックスを購入してよかったと思います(少し妥協しましたが(-_-;))
とにかく肌触りがよく汚れと引っ掻きや引っ張りにも強く今の所は破損などは見当たりません、もっと今よりもレザーテックスの商品が増えてくれると、選択肢が増えてれるといいのになと思っています。
おすすめレザーテックスソファー3選
関家具のレザーテックスのソファーで私が気になった物を厳選して3つ紹介します。
どれも見た目や色合いなどお勧めで、一人暮らし用から家族で使用できるソファーもあるので参考にしてみて下さい。
RELAXFORM≪Columbus(コロンバス)≫
RELAXFORMの≪Columbus(コロンバス)≫という商品で、スモール、2人掛け3人掛けと大きさが3種類あり色もカカオ、キャメル、クラフトベージュ、チャコールブラックと4種類から選べるので、一人暮らしの方から家族が多い方まで使えます。
レザーテックスアニリンを使用しているので、艶のある高級アニリンレザーのような仕上がりになっています。
RELAXFORM≪Casal (カザル )≫
RELAXFORMの≪Casal(カザル)≫で、スーパーレザーテックスが2種類の色があり、レザーテックスアニリンからは4種類があるので、お部屋にあった色や質感選びができて、幅広いインテリアが楽しめます。
大きさは1人掛けと3人掛けがあり丸みのある肘置きと足には天然木の優しい木目がお部屋のイメージを柔らかい印象にしてくれます。
RELAXFORM≪Robusto (ロブスト) ≫
RELAXFORMの≪Robusto( ロブスト )≫です。
ボリューム感がある大型のカウチソファーで背もたれのヘッドギア5か所が6段階の角度調整が出来るようになっているので、快適な座り心地を実現します。
カウチは左右どちらもあるので、お部屋に合わせて選ぶことが可能です。
まとめ
革みたな不思議な布の紹介いかがでしたか?
本革とも合皮ともファブリックとも違うレザーテックス、見た目はどこから見ても革そのもなのですが、温かみのある感触は是非!体験していただきたいと思います。













